難しい理論や楽器の演奏技術は不要。
パソコンを使ってパズルを組み立てるように曲作りを体験する新しいスタイルの作曲講座です。
ドラムは、シンバルや太鼓など、複数の打楽器を組み合わせたパートです。ポピュラー音楽には欠かせないもので、楽曲のリズムを刻みます。ここでは、ドラムを構成する各打楽器の役割と基本的なリズム・パターンの作り方を学び、自分で作った曲にマッチしたドラムのパートを打ち込みます。
「ドラム」の音色を選んでパソコンにリズム・パターンを打ち込むことで、実際にドラムを叩かなくてもドラムのパートを演奏することができます。
ベースは、楽曲のアンサンブルの中で一番低い音域を担当する楽器です。ドラムと合わせてリズムを表現したり、ピアノなどコードを演奏するパートの基礎となる音を演奏します。ここでは、ベースの役割とベースらしいリズムやフレーズの作り方を学び、自分の曲のコード進行に合わせたベースを打ち込みます。
同様に「ベース」の音色を選んでフレーズを打ち込めば、ベースのパートを演奏することができます。ドラムと一緒に演奏すれば、リズム隊が完成します。
初級編の伴奏として打ち込んだピアノのパートも、アンサンブルに応じて合わせてアレンジを加えます。ここでは、リズムを刻んだり分散和音(アルペジオ)で演奏するなど伴奏を華やかにする演奏法を学び、より豊かな伴奏に仕上げていきます。
作曲するときに打ち込んだピアノも、後で自由に修正することが可能です。例えば、同じピアノの伴奏でも、リズムを刻むのとアルペジオで演奏するのでは印象が変わります。
ドラム、ベース、ピアノ、メロディと複数のパートが重なるので、それぞれの音量の調整も必要になります。また、伴奏がにぎやかになるとメロディの音色選びも重要になります。最後に、曲全体がバランスよく演奏されるように整えて曲を完成させます。
生徒の作品を元に、ドラムとベースを加えた後、ピアノとメロディを調整。全体のバランスをと整えたサンプルです。講義では、生徒自身の手でこのような作品に仕上げられるよう指導します。